GRAM

2008/01/23

COLTEMONIKHA // COLTEMONIKHA 2

capsuleやPerfumeのプロデューサ/コンポーザで有名な中田ヤスタカと、アパレルブランドmade in COLKINIKHAのデザイナの酒井景都とのプロジェクト。2作発売しているが、どちらも作風に違いがないためまとめてレビュー。

COLTEMONIKHA
1. fantastic fantasy
2. そらとぶひかり
3. communication
4. CLM
5. パーティーキャロネイド
6. Yum yum yummy
7. アリクイワルツ

COLTEMONIKHA2
1. preparation
2. ドミノ
3. darkness rabbit
4. カニモテルコ
5. sleeping girl
6. Scene Killer
7. NAMAIKI
8. NAMAIKI(extended mix)

誤解を恐れず大雑把に言ってしまえば、capsuleとヴォーカルが違うだけ。ということで、中田ヤスタカが好きなら文句なく買って良いアルバムだと先に宣言しておく。

詳しく紹介していこう。capsuleとの音楽性の違いは、強いて挙げるならcapsuleが近年クラブサウンド寄り=グルーヴを大事にする音楽になりつつあるのに対し、COLTEMONIKHAはキュートでややゴシックな音楽をやっている。これは、昔のcapsuleのアルバム『L.D.K. Lounge Designers Killer』の頃のような音楽性と言うことも出来る。(実際には、酒井の声質も相まってさらにメルヘンな音楽だが) また、Perfumeに比べれば歌が音楽を構成する率が抑えられている。つまり、近年のcapsuleの音楽が苦手な人にはちょうど良いアルバムだと言って良い。

ただ、惜しむらくはこの2枚のアルバム、"これがCOLTEMONIKHAだ"と言えるアルバムに仕上がっていないことだ。つまり、どこまでいっても中田ヤスタカの作品であり、capsuleとの明確な差異を見出すことが難しいのだ。これらのアルバムにはキラーチューンと呼べる「そらとぶひかり」「ドミノ」「NAMAIKI」といった曲が存在するが、このどれもcapsule名義であってもさして問題のないテクノポップだ。違いがあるとするなら、やはりヴォーカルの酒井の声質となるのだろうか。だからこそ、中田ヤスタカの曲が好きで買う人には安心できるアルバムに仕上がっているのだが・・・・ COLTEMONIKHAという別ユニットであるのだから、COLTEMONIKHAにしかできないアルバムを期待したい。

ともかく、前述通りcapsuleや中田ヤスタカの音楽が好きであれば、買って間違いないアルバムだ。先ほど挙げたキラーチューン3曲は本当に良い曲だ。また、酒井景都の声はcapsuleのこしじまとしこよりやや高い声で、甘い舌足らずな発音なので、そういう声質が好きなら余計にハマるのではないだろうか。

0 件のコメント: